家庭経済月報:11月版
●先月にお金を使うか迷った事例
・第3のビールが値上げと聞き、4箱購入。それ程、節約になる訳でもなかったか。
・通信会社を変更。不満が有り、損や手続きの煩雑等は有ったが、家計簿から数字を拾って
検討した結果、解約金がかからない今と決断。
・老犬の毛がよく抜けるようになり、コードレス掃除機を購入。
・心にポッカリ穴が空いた時に出会った子犬。一度はあきらめるも、太っ腹で買いました。
・電気釜を買い替えようと思いましたが、お鍋でも炊けるのでやめました。
予算が頭をよぎるので、反省したり、少しじっくり考えたり
●そして、今年も残り3ヶ月となりました
・先月は家計簿記帳ができず、毎日心の中がモヤモヤしていました。お金を使い過ぎていると思いながらも現実から逃げている気がしました。
●家計簿をつけていて良かったエピソード
・日頃 数量を記帳していると、価格は同じでも、値上がりがすぐわかる。
・体調を崩して夫にテイクアウトを頼んだら、外食費の予算オーバー。その後、気をつけて食
事をやりくりしたら予算内に収まった。
・家計簿を何日分かまとめてつけることが多く、すると買った食品を把握しきれず、傷んでしまった物も。毎日記帳していると食品を無駄にすることが無い。
・友の会に入会し家計簿をつけ始めた頃、マンションの管理費を2重に引き落とされている事に気づき、返金してもらった。
・子どもの金銭教育になったこと。我が家のお財布は1円でも合わないとわかってしまう。
エンゲル係数のわかるのはクラスでうちだけだった。
・決算の数字を見て、その後の生活の見通しができる。基礎費が分かるので、予算立ての時に、実際の数字を見ながら夫と相談しながら予定がたてられる。
・我が家の基礎費が分かることで、大きな出費に備える準備ができた事。
・合格したが、高い授業料を6年間支払えるのか? 家計簿で、どうにか大丈夫とわかり、送り出すことができました。
・ 夫がリストラで1年休職。生活準備金があったのと、生活費がわかっていたので「慌てた様子がなくて助かった」と夫に言われたこと。
・家を買う時、背中を押してくれたのは家計簿。娘の学費のため、ローンの返済をスローダウンせざるを得なかったけれど、納得できた。
・引っ越した時、教育費もかかるようになった時だったので、車を手放した。
・義父の死後、税務署から専業主婦だった義母名義の通帳金額の申告漏れを指摘されたが、正月・母の日・誕生日毎に、毎年母に渡していた家計簿の記録を見せて納得してもらった。
●生活準備金こんな風に用意しました
・結婚してすぐに、転居し少ない貯金を使ってしまい、この時から持ち家のための貯金を少しずつ始めたと記憶しています。
・友の会に入会して初めて生活準備金の考え方を知った。若い頃は生活するだけで精一杯でしたが、将来のためにも少しずつ貯金を心掛けるようになりました。
・毎月の給料から天引き預金。ボーナスもローン返済金以外は預金。保険にも加入。
・給料は毎月一定額を貯金しました。その他の収入がある時は楽しみのことにも使いました。子どもたちは各自、通帳に祖父母からいただいたお金を入金していました。
・子どもの教育費として、学資保険、定期預金を。
・将来の教育費を先輩に見せられ、収入が増えても生活費を膨らませないように心がけて貯金。教育、家の購入、車、結婚、修理など様々な場面で大きく使うことができている。
●家計に関して、心に残る羽仁もと子著作集の言葉
・「私たちの収入は、一部は貯金に、大部分は生活費に、そしていま一部分は社会のために使うべきものと心に入れて実行しさえすれば、かえって豊かな満足した気持ちで生活して行かれます」
・「収入が増した時に、それを皆貯金するのは不合理で、家人の希望を聞いて有効に使うことを経験すれば、おのずから無駄使いしない気持ちと生産的に働きたいという望みを持つようになると思います」
●家計の上でも役立っている手作り
衣
マスク、エプロン、エコバッグ、台布巾、子の衣類のダーニング、楽ちん家着パンツ、ミシン仕事全般、自分の衣類すべてと夫の家着、母の着物をリメイク、ミシン刺繍、防寒コート
以外は家でクリーニング
食
出汁、みそ、パン、ピザ、菓子、ジャム、ドレッシング、ジュース、鶏ハム、餃子
ゴーヤ佃煮、煮梅、大葉オイル漬、畑の野菜、庭の果物、季節の冷凍保存,
材料を無駄なく使いきる、ほとんど楽しく手作り、素材を大切に手作り、経済料理、
住
重曹水、セスキ水、掃除用具、裏紙の再利用、紙のごみ箱、段ボール引出一閑張箱、日曜大工、花栽培
経済のみならず、安心、安全、生産の喜び、生活の潤いに